2018/11/10 13:55


これでも遅いくらいだと思います。私としては満を持して、重い腰をようやくあげたと申しましょうか・・・。
全ての根源はインターネットの普及にあると思います。どの業種もインターネットによって小売の存続が危ぶまれている。単なる「買う」という行為においては。それ以外を求めるお客様、その店員さんから買いたい。お話をしたい。実物を見て購入したい。いわゆる付加価値です。そこを求めるより、楽に流された結果が今の現状だと思います。量に関しても、もはやネットショッピング大手に勝てる在庫量を保持できる小売店なんて皆無でしょう。もう負けを認めるべきです。我々が飛行機や新幹線に乗って展示会に行き、売れるかわからない商品を予想してピックしてくる。このビジネスモデル自体がすでに時代に合ってないような気がします。リスクのカタマリ。そして我々は服に対する情熱が高いだけに中途半端な安い粗悪品はたとえ売れたとしても嬉しくないし売りたくない。その強いプライドがまたお客様を選んでしまっている。値段で比べられたら大手チェーン店がそこらじゅうにゴロゴロ乱立している時代です。安さで勝てるわけもない。まさに八方塞がり感ハンパないのが今のアパレルの現状です。
でもそれは自社で販売するというビジネス形態のみのお話です。それは大手さんにお任せして、自分は個として動き、この溢れた商材の中からピックアップする人材を目指せばいいことに気付きました。幸い私はファッションスタイリストの経験と販売歴が10年にもなりましたのでその辺の店員さんより遥かに目が肥えている。田舎は特に情報量も洋服に触れる機会も少ないので、お困りの方が多い。特に男性。「服屋がない。何を着ればいいかわからない。彼氏、旦那さんの服装がひどいんです。」って相談されることもしばしば。便利でどこでも買える時代なはずなのに、逆に困っているような風潮を感じているのです。また、たとえ服好きであったとしても男性は転職や不景気による減給、結婚などの人生の転機によって服にお金をかけられなくなる傾向が強く、低価格衣料に移行せざるを得ない状況も幾度となく立ち会ってきました。つまり私との縁はそこで切れてしまうわけです。寂しいですよね。でも店ではなく個として動くことができればそういった男性のお客様ともずっと関係を保っていけるのではないかとも考えました。待つ時代は終わりました。このサービスは今この瞬間に求められていると私は思っています。呼んでください!皆さんの元にお伺いして、必ずや服のお悩み解決してみせます!