2019/08/17 14:46

他人から見て彼、彼女の人生はバラ色で華やかで悩みなんて一つもないんじゃないか?
と、他人を羨むことはありますか?

自分が子供の頃に憧れ描いた夢の場所(仕事)に辿り着けたらどんなに幸せだったろうか?
と、自分の人生を振り返ることはありますか?

長く販売員としてお店をやっていると学生が立派な社会人になって会いに帰って来てくれることはしばしば。
その度にみんな必死に自分の人生の答えを模索してんだよな。と思うわけです。

他人から成功したと思われているそんな彼でも。

彼は私が25歳の時に初めてお店で学生のお客様として出逢い、日々ファッションについて語り合い、エディターになりたいと夢を持ち、進学を機に上京。私が35歳の今。立派なモード誌の最高峰のエディターとなって帰ってきたのです。
現実は甘くないと諭した私を跳ねのけて成功して帰ってきたのです(笑)

しかし、彼も普通のサラリーマンです。上司の意見は絶対。屈折した人間関係。理不尽な事柄の連続に心が疲弊し、理想と現実のギャップに押し潰されそうで「憧れていた場所」からいつしか離れたいと思うようになりました。

私は親ではないので、死んでもその会社にしがみつきなさい!なんて言いません。
いいじゃない、少し休んでも。寄り道したっていいじゃない。
安定とかじゃなくて。他人から羨ましがられるからじゃなくて。

自分が行きたい(生きたい)方向に進みなさい。あなたの人生は他人のモノサシでは測れないのだから。