2020/02/19 12:51
サブスク、サブスクってうるせぇ~な~。
最近よく耳にする「サブスクリプション」。いわゆる「定額制」のことですね。
飲食店で言うと牛角さんが定額制の食べ放題を打ち出してパンクしたことでも有名ですね。
お客様から一定額の料金が毎月支払われることで経営が安定し、顧客データも継続的に得られることで消費者が何を一番求めているか?理解することができる。大手にとってはメリットこの上ないことでしょう。
しかし、服はどうなんですかね~。
ブランド古着店を経営している者からすればクリーニングしているとは言えユーズド品に抵抗を覚える人は一定数おりますし、(だから当店は新品もユーズド品もご用意しているんです。) 服って所有欲ってないですか?好きな服を所有して眺めているだけで幸せな気分になれる。私なんかは新しい服を見ながら酒を飲むのが大好きです!自分の服だからこそ愛着が湧き、気分ってアガるものだと思うんです。
万が一にでも借り物を汚してしまったら、傷つけてしまったらなんて考えたらウカウカ食事なんかしてられませんよね(笑)
そりゃ、礼服やドレスのイッチョウラだったら良いのではないのでしょうか?特に女性の場合なんかはパーティーで着たことのない色物や柄物に挑戦でき、周りと差別化ができるっていうメリットを感じられますからね。ドレスって貴族じゃない限り何着も所有するものじゃないですか。置き場所もない。
てなわけで流行っているかと言って何の業種、規模にも当てはまるサービスなんてないってことです。
大切なのは目の前の顧客様一人一人に寄り添ったサービス。チェーン店ではなくキラリと個性の光るお店がこれからは生き残っていくと思っています。