2025/04/23 08:58

先日放送されたクレイジージャーニー古着バイヤーに密着第二弾を皆さんご覧になられましたでしょうか?
今回のThreadsは炎上しませんでしたね。ファッションに疎い皆さんに流石に浸透した?見慣れた?認めたのかw未だに偽物だって吠えてる方もいらっしゃいますが、貴方が買わなければよくね?って話です。私も一般的な感覚とおそらく一緒で、古着のTシャツに1万以上出すのは少し躊躇する方で、この世界線は理解し難いですが、需要があるから供給があるわけで。それを高い!と批判するのは買えない負け犬の遠吠えではないでしょうか?
私は例にも漏れず、世界トップバイヤーのパトリックの涙につられて泣いてしまいましたね。彼も今のヴィンテージTシャツの高騰ぶりには悲観していて、自分自身がカニエに紹介したのがきっかけだと責任を感じて涙を流していました。「ボロボロなTシャツはお金のない僕でも買えたアートなんだ」と。そしてその価値を教えてくれたのはフリーマーケットで出会った日本人バイヤーなんだと。なんか素晴らしいヒストリーじゃないですか?
古着の醍醐味って自分だけがビビっときた一点物のデザインを安く見つけれた時のあの感動じゃないでしょうか?市場が決めた高額なデザインを身につける事がファッションの正義となりつつある今の現状に甚だ疑問を感じていた我々に金言を与えて貰った気がします。
古着の終焉と言われる昨今。勝手にブームを作り終わらせてるのは欲にまみれた消費者です。当たり前ですが販売者がいくら値段を釣り上げても消費者が買わなければ成立しません。ヴィンテージの祭典VCMなんかまさにそうです。なぜにそんな熱狂するのか?自分たちの首を絞めていることに気付かないのか?と冷めた目で見ています。
ヴィンテージだからとか、この先値段が上がるからとか、信憑性のない煽りに流されず、自らが良いと思ったものを信頼した店から適正な値段で買う。この原点に立ち返れば、一部だけが価格高騰することなく、古着業界全体が廃れずに済むのではないでしょうか?